
この絵がなんなのか誰か教えてください。
・・・と。
描いている時、思わずきたくなるときがあります。
時々、描こうとしたものと全く違うものが目の前に現れるからです。

“ 計画しない “ を敢えて楽しむことはありますが、
計画しても、それを超えてやってくる何かがあります。
一瞬、たじろいで(笑)明け渡します。
次から次へと手が動き、私は驚いてしまうわけです。

『 人生を楽しんで! 』
この作品は、とにかく何度もそう訴えかけてきました。
今回はちょっとシックな、ハーモニーの美しいアートを描くつもりでしたが…
いつのまにか、子供心に溢れた、可愛らしいモチーフが、次々と踊るように画面を飛び跳ねはじめます。
ナゾ。。。笑

こういったことについては、特に吟味することもなく流れに任せ、アレ?また何かがやってきましたね。。。と。
なんかもぅ、そうなスタンスで、寛ぎつつも、パイプとして集中してゆく不思議な感覚です。

そして大抵、こういった作品が出来上がると、描く前よりも、何故かとても元気に軽やかになっています。
描き終えて、どっと疲れている時は、ある意味 “ 個 “ としての自分を使いすぎてる、または、それだけで描いているのかもしれません。
そしてそのことは、私にとってはどうも違和感があるのです。
このような共同創造の時は、むしろ私が私を邪魔をしないような繊細さと、執着しすぎない軽やかに遊ぶような感覚で在ることのバランスを観ています。

『 この美しい世界を、心ときめかせ、思いっきり遊んで!』
このアートは、本来の私たちの姿を示しました。
きっと… 寄り添い、見守り、育み、共に在る、そんなサポートがいつも私たちの周りには在って
やさしく目を細めて、どんな私たちであっても、常に無性の愛を注いで、微笑みかけているのでしょう。

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